報道関係各位 プレスリリース
株式会社mitoriz
2020年9月18日
在宅ワーク未経験者6割が興味あり
コロナで変わる主婦の働き方
「非正規で働く女性、在宅ワークの経験に関する意識調査」
サステナブル∞ワークスタイルプロジェクトVOL.24
Zホールディングス傘下のヤフーは、95%程度の社員が自宅などの社外で働く「完全テレワーク」を10月から恒久的に導入するなど、新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な企業でテレワークが広がりつつあります。
そこで今回は、フィールド・クラウドソーシング事業を展開する株式会社mitoriz(本社東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)が推進するサステナブル∞ワークスタイルプロジェクト(※)では、20代~60代の当社に登録する全国のキャスト会員802名(平均年齢49歳/非正規で働く女性が中心)を対象に、「在宅ワークの経験に関するアンケート」を実施しました。調査期間は2020年9月3日~9月7日です。
非正規雇用で働く女性の間にも、感染予防や収入を確保するために、在宅ワークや副業への関心が高まる中、経験職種や、未経験で興味関心のある方はどこがネックとなっているかなど、率直な意見をまとめました。
最初にアンケートでは、在宅ワークの経験有無を尋ねると、「ある(47.2%)」となり、その方々を対象に(N=327名)経験職種を調査しました。
在宅ワークの経験があると回答した女性に、経験職種を選択肢で尋ねると、「データ入力(63.6%)」が最多となり、およそ7割の方が経験があると回答しました。コメントには、「名刺や書類、商品情報などのデータ入力」や、「動画音声を聞いての文字起こし」など、様々なデータ入力業務がありました。
次に「ライティング・翻訳(17.1%)」が続き、「グルメサイトの校正や編集、出版社の校正のサポートの他」、「ドラマを見た感想や美容関連記事の作成」や「観光情報や地域の観光スポットの写真撮影と紹介文の作成」といった内容がありました。「テストの添削(14.1%)」では、「大手学習塾の模擬テストや通信講座の添削」などの内容がありました。
「編集・制作(9.8%)」、「人事・総務・経理・広報(5.5%)」といった、専門スキルが必要な職種については、在宅ワークとして経験者が少ないことがわかりました。
次に、在宅ワークの月収について調査しました。
在宅ワークの月収を尋ねると、「~3万円未満(70.9%)」と大半の方が回答しました。「スキマ時間で行っている、家計を少しでも助けるため」といった内容のコメントが多く、副業としての位置づけとして在宅ワークを選択している方や、専門スキルを使用した職種での在宅ワーク経験者が少なかったことが考えられます(図表1)。
一方で、「10万円以上(8.0%)」といった方も一定数みられ、「以前プログラマーとして勤務していた会社より委託されている(50代・個人事業主/フリーランス)」、「在宅で契約関連などのバックオフィス業務を行う(50代/フルタイム)」、「企業と契約し、その会社の総務及び経理業務を担当(40代・個人事業主/フリーランス)」といった、専門スキルが必要な業務を担っている方のコメントがみられました。
次に、新型コロナ感染拡大後(今年3月以降)に在宅ワークを始めた方やその理由について調査しました。
在宅ワークの経験がある働く女性のうち、新型コロナ感染拡大後に始めた方は、13.1%となり、少数派となりました。
その方を対象に、理由を尋ねると、「収入を増やすためや休業などの補填、空いた時間を有効活用するため」といった内容のコメントがありました。
次からは、在宅ワーク未経験者の方(N=366名)を対象に在宅ワークへの興味関心について調査をしました。
在宅ワーク未経験者の方の6割が、「在宅ワークに興味がある(61.7%)」と回答し、関心の高さがうかがえます。
在宅ワーク未経験がないが、興味があると回答した(N=266名)に、実際に始めることができない理由を選択肢で尋ねると、「時給が安いから(51.8%)」が半数以上となり、「自分ができそうな在宅ワークがない(44.2%)」、「自分にできるか不安(41.2%)」が続きました。専門的な仕事でない場合、「業務に時間が要するが、時給が安い」といった声が多くみられたほか、仕事でPCを使用したことがない方からは、「パソコン操作に自信がなく自分に出来る仕事があるのかわからない」といった内容の声がありました。また、「募集要項や業務の所要時間が把握しにくい」といった、仕事内容に対する不安から応募までにいたらないといった声もみられました。
最後に、非正規で働く女性の間にも、今後在宅ワークは浸透すると思うか調査しました。
非正規で働く女性の間にも、今後在宅ワークは浸透すると思うか尋ねると、実に7割以上の方が「浸透すると思う(71.6%)」と回答しました。その理由としては、「スキマで出来る在宅勤務は魅力的で内職より金額がよく浸透も早いと思う(40代主婦)」、「今後、出社の必要性がない仕事が増えてきそうだから(60代個人事業主・フリーランス)」といった内容の声がありました。
今回の調査結果では、在宅ワークの経験職種においては、「データ入力」といった基本的なPCスキルがあれば始めることができる業務が大半となり、専門スキルを要するような業務においては、経験者が少ないことがわかりました。
また、新型コロナ感染拡大の影響もあり、未経験者の方による「在宅ワーク」への興味関心が高まっている反面、「時給の安さ」や「仕事内容と単価のわかりにくさ」がネックとなり、始めたくても始めることができないといった声があったことから、「明確な仕事内容と正当な報酬」や、在宅ワーカーへの「サポートや信頼関係の構築」が企業にとっての課題となるのではないでしょうか。
当社が提供する「在宅ビジネスサポート ホームオフィス」では、全国の主婦を中心としたキャストネットワークから業務プロセスに応じて最適な在宅チームを設計し、依頼企業の業務効率化とコスト削減を実現するとともに、多様化する働き方に対応した雇用機会の創出を行ってまいりました。業務のアウトソーシングや委託など、ぜひお問い合わせください。
・サービス名「在宅ビジネスサポート ホームオフィス」 https://www.sbfield.co.jp/home-office/
調査対象者の職業など)N=802名、平均年齢48歳女性
「個人事業主・フリーランス(27.9%)」「パートタイムで働くアルバイト形態(23.8%)」
「派遣社員等の派遣形態(13.6%)」「フルタイムで働く社員形態(8.7%)」
「クラウドソーシング(5.4%)」「その他仕事(4.1%)」
「自営業(2.9%)」「仕事をしていない(13.6%)」
【株式会社mitoriz 会社概要】
URL : https://www.mitoriz.co.jp/
株式会社mitorizは、ソフトブレーン株式会社(本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ96,111人のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など222,828店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。
本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
【報道関係お問い合わせ先】
株式会社mitoriz 広報担当 石井(いしい)/ 山室(やまむろ)
TEL:03-6328-3883 FAX:03-6328-3631 MAIL: press@mitoriz.co.jp
mitorizは、2004年創業当初より長年にわたり、働く意欲ある主婦を中心とした女性達に「年齢・時間・場所の制約がない柔軟な働き方」を提供している背景から、2018年5月31日に「サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト」を発足しました。国連で採択された2030年までの国際目標「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」の考えに基づき、企業および働く人にとって、無理・無駄なく、持続可能な働き方こそ、企業の生産性が向上し、本当の働き方改革の推進につながると考えます。
Work Story Award 2019「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」部門受賞
一般社団法人at Will Workが主催する「Work Story Award 2019(※)」において、当社が提供する「フィールド・クラウドソーシング」が評価され、「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」のテーマ部門賞を受賞しました。 (※)働き方を選択できる社会づくり”の実現を目指す一般社団法人at Will Workが主催するアワードで、働く”ストーリー”を集める5年間限定のアワードプログラムです。 https://www.puchittona.jp/sbf/view/sustainable/award2019/index.html
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