フォームやオイルだけではなく、手軽に使えるシートや滑らかな使い心地のジェルなど、様々な商品タイプが発売されているクレンジング。VOICE30回は、POB会員が購入した「クレンジングカテゴリ」の購買理由を分析した(調査期間=2019年1月〜2020年2月、レシート枚数3120枚)。
【user’s VOICE】クレンジング市場の今を見る
クレンジングレシートシェアは、1位コーセー「ソフティモ スピーディクレンジングオイル」、2位花王「ビオレ ふくだけコットンうるおいリッチうるっとモイスト」、3位花王「ビオレ メイクも落とせる洗顔料うるうる密着泡」、4位「ちふれ化粧品「ウォッシャブルコールドクリーム」、5位ファンケル「マイルドクレンジングオイル」。「オイル」タイプが4商品を占める結果となった。
ちふれのクリームが差別化で支持獲得
今回は唯一「クリーム」タイプでランクインしたちふれ化粧品の「ウォッシャブルコールドクリーム」の購買コメントを見てみよう。「大容量で値段も安いので気に入っている。容器の口が広いので、詰替作業も苦にならない(30代女性)」や、「詰替用を購入。価格が安い。肌への馴染みがよくつっぱらないため、いつも使っている(40代女性)」といった、300gたっぷり使えて650円(税抜)というコスパの高さと使い心地が、幅広い年代女性から支持を集めた。
また「クレンジングのみならず、マッサージクリームとしても使える(50代女性)」や「マッサージをしながらメイクが落とせるところ(30代女性)」といった、一つで2役の機能への評価も高かった。メイクを浮かせて落とすといった「オイル」中心であった商品から、保湿やマッサージなど新たな機能性を兼ね備えた商品がクレンジング市場の裾野を広げており、今後も更なる進化が期待される 。
(詳細は「日用品化粧品新聞」4月13日号)
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集計対象は、消費財カテゴリ68種類 約6,000ブランド、飲食利用カテゴリ10種類約200チェーン(2018年1月現在)。全ての利用証明に購入/利用理由(フリーコメント)がデータ化されています。
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