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2010/3/4

第24回:店頭で競合他社より優位に立つためのフィールド活動(ラウンダー活動)体系の見直し方(6)

第24回:店頭で競合他社より優位に立つためのフィールド活動(ラウンダー活動)体系の見直し方(6)

前回は、店舗分類ごとにどのようなフィールド活動(ラウンダー活動)を行うかについてご説明しました。フィールド活動(ラウンダー活動)体系の見直し方最終回の今回は、誰がその活動を行うかについてご説明します。

更にタイプ別にフィールド活動(ラウンダー活動)内容を設定した後必要なことは、誰がその活動を行うのか設定することです。活動の内容により、活動のボリュームも違えば必要とされるスキルも違います。

例えば企画を提案して店舗で展開して貰うためには、提案力やコミュニケーション力・分析力等が必要になりますし、企画を大規模で展開する場合には、体力も必要ですし店頭構築力も必要になります。

また、活動内容により活動の成果も変わってきます。
活動の成果は販売数量に影響を与え、最終的には店舗の売り上げに反映します。その店舗に掛けられるフィールド活動(ラウンダー活動)コストもタイプにより異なりますので、どのタイプの店舗に誰を配置するかということが重要になってきます。

【人件費コスト別の契約形態序列】
社員 > 派遣社員 > 契約社員 > パート社員 > アウトソーシング

上記のようなコスト意識も加味して活動を設計すると下記のようなイメージになります。

今後フィールド活動(ラウンダー活動)体系を見直す際に、これまで6回に渡って説明してまいりました内容を参考にしていただければと思います。

 フィールド活動の設計

木名瀬 博のフィールド虎の巻

序章

第1章 消費者接点として重要性を増す店頭のあり方とこれからのフィールド活動(ラウンダー活動)

第2章 本部商談結果と店頭をどのように連携・連動させるか

第3章 フィールド活動(ラウンダー活動)によって得られる情報の活用方法

第4章 フィールド活動(ラウンダー活動)をさらに強化するために見直すべきポイント

第5章 フィールド活動(ラウンダー活動)の分類と役割

第6章 店頭で競合他社より優位に立つためのフィールド活動(ラウンダー活動)体系の見直し方

第7章 営業担当者とフィールド業務をつなぐ2つのPDCAサイクル

第8章 事例で解説、フィールド活動(ラウンダー活動)のポイントと成果

第9章 フィールドスタッフ(ラウンダースタッフ)の契約形態

第10章 フィールドスタッフのスキルとモチベーション

終章 フィールド活動の今後の方向性