報道関係各位
プレスリリース
2023年11月2日
株式会社mitoriz
80%以上の人が鍋料理好き!家で食べる頻度は「週1」が最も多く35.4%!
定番メイン具材は「豚肉」スープの味は「醤油ベース」が最も人気
株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、消費者購買行動データサービス「Point of Buy®(以下、POB)」の会員3,001人に「鍋料理に関する調査」を実施致しました。
11月7日の「鍋の日」に向け、消費者が冬場に家で鍋料理を食べる頻度や鍋をする際の定番の具材、味付け、鍋のシメなどを地域性にも着目し調査&分析をしました。
《調査サマリー》
・80%以上の人は鍋料理が「好き」と回答。「嫌い」「食べない」はわずかに3%と少数。
・鍋料理を食べる頻度は「週1」が35.4%で最多。「好き」だけど家では食べない人が4.3%存在。
・家で食べる鍋の定番メイン具材は「豚肉」が最も人気。東北と四国は「鶏肉」よりも「野菜」が優勢。
・鍋の味は50%を超え「醤油(醤油ベース)」が圧倒的な人気。「ピリ辛」も「塩」「味噌」に匹敵。
・鍋料理のシメは全国的に「雑炊・おじや」が定番。東北より北は「うどん」も人気。
・【レシート分析】商品出現数から作成した人気の「鍋スープ」ランキング。
80%以上の人は鍋料理が「好き」と回答!「嫌い」「食べない」はわずかに3%
「鍋料理が好きか?」を尋ねたところ回答者の81.5%が「好き」と回答し「どちらでもない(普通)」が15.5%という結果となりました。「食べない(食べられない)」や「嫌い」と回答した人は合わせて3%と少なく、鍋料理が非常に多くの人に好まれている料理だとわかります(図表1)。
家で鍋料理を食べる頻度は「週1」が最も多く35.4%!「好き」だけど家では食べない人も4.3%存在
鍋料理が「好き」「どちらでもない」と回答した2,912人を対象に「冬場に家で鍋料理を食べる頻度」を尋ねたところ、最も多かったのは「週に1回くらい(35.4%)」という結果となりました。「週に2回以上」「週に3回以上」も合わせ51.6%の人が週に1回以上は家で鍋料理を食べており、冬に食卓の定番ぶりがわかります。一方で「好き」と回答している人も4.3%は「家で食べない」と回答しており、「どちらでもない」と回答した人にいたっては15.7%が「家で食べない」ことがわかりました(図表2)。
家で食べる鍋の定番メイン具材は「豚肉」が最も人気!東北と四国は「鶏肉」よりも「野菜」
「家で鍋料理を食べる」と回答した2,725人に「家で食べる鍋の定番メイン具材」を尋ねたところ「豚肉(39.2%)」が最も多く「鶏肉(24.7%)」「野菜(20.8%)」と続きました。豚肉は全てのエリアで最も選ばれており、また大半のエリアで豚肉の次に鶏肉が選ばれています。水炊きが有名な福岡県を含む九州のみ鶏肉の選択率が30%を超えており、東北と四国では鶏肉よりも野菜が人気、「魚介類」と「もつ・ホルモン」は北海道が最も選択率が高いなどエリアごとの傾向が出ています(図表3)。
鍋の味は全国的に「醤油(醤油ベース)」がダントツで人気!「ピリ辛」も「塩」「味噌」に匹敵
続いて「家で食べる鍋の定番の味」を尋ねたところ「醤油(52.7%)」が最も多く、次いで「塩」「味噌」「ピリ辛」と続きますが、いずれも12~13%台と大きな差が出ない結果となりました。エリア別では、北海道は唯一「醤油」が50%を下回り、「塩(18.9%)」と「味噌(18.2%)」の選択率が全エリアで最も高い特徴があります。関西と九州は「その他」の選択者がコメントで「水炊き」「出汁のみ」といった回答を複数あげており、水炊き文化の影響で「その他」比率が他エリアより高くなったと考えられます(図表4)。
鍋料理のシメは「雑炊・おじや」が全国的な定番も、東北より北は「うどん」も人気!
最後に「家で食べる鍋の定番のシメ」を尋ねたところ「ごはん(雑炊・おじや)」が44.7%で最も多く「うどん」「中華麺(ラーメン)」と続きました。エリア別で北海道と東北のみ「うどん」が「ごはん」をわずかに上回っています。「シメはしない」派も全体で6.0%と一定存在しており、東北と中部は10%前後で比率が高めで、東日本の方が西日本よりも「シメはしない」比率が高い傾向があります(図表5)。
【レシート分析】鍋スープ人気ランキング!全国的に「〆まで美味しい鍋つゆシリーズ」シリーズが人気
弊社POB会員の投稿レシートにおける商品の出現数から「鍋スープ」の人気ランキングを作成しました。全体では「〆まで美味しい鍋つゆシリーズ(ミツカン)」が最も購入されている商品となりました。次いで「プチッと鍋シリーズ(エバラ)」「鍋キューブシリーズ(味の素)」と続いています。ほとんどのエリアで同じ並びでしたが、九州地方のみ「プチッと鍋シリーズ(エバラ)」が最も購入されています。
4位以降は東北地方では「比内地鶏スープシリーズ(プリマハム)」が、中部地方では愛知発祥の人気店の味が楽しめる「赤から鍋スープシリーズ(イチビキ)」が上位に入るなどエリアごとの特徴が見て取れます。また、どのエリアも「キムチ鍋の素シリーズ(エバラ)」や「スンドゥブシリーズ(丸大食品)」など商品は違いますが辛い系のスープが上位に入っており、家で食べる鍋のスープとして辛い系も定番化している様子が伺えます(図表6)。
【アンケート調査概要】
調査期間:2023年10月19日~10月21日
調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)
POB会員(平均年齢49.5歳)
調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:3,001件)
【報道関係お問い合わせ】
コーポレート本部 経営管理部 田中(たなか)
TEL:03-6328-0052 FAX:03-6328-3631 MAIL:press@mitoriz.co.jp
【転載・引用に関する注意事項】
本レポートの著作権は、株式会社mitorizが保有します。調査レポートの内容の一部を転載・引用される場合には、事前に弊社までご連絡ください。
お問い合わせの際には、以下の内容をお知らせください。
1.転載・引用したい調査レポートとその範囲
2.用途・目的 なお、内容によっては、転載・引用をお断りする場合がございます。
※本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます
例:「株式会社mitorizが実施した調査によると…」
※以下の行為は禁止いたします。
・データの一部または全部を改変すること
・本レポートを販売・出版すること
・出所を明記せずに転載・引用を行うこと
※本プレスリリースのPDF版はこちらから>>鍋料理に関する調査_231102
当リリースへの取材等、press@mitoriz.co.jp よりお気軽にお問合せください。