報道関係各位 プレスリリース
株式会社mitoriz
2019年3月6日
花粉症対策「マスクをする」が最多
花粉症対策の新商品7割が購入経験なし
~「花粉症に関するアンケート調査」~
調査結果のポイント |
---|
・「花粉症である」と回答した方の花粉症の発症年齢は「20代」が29.9%でもっとも多く、「10代」が22.0%、「30代」が22.2%と続き、半数以上の方が20代までに花粉症を発症している。 ・花粉症対策については、「マスクをする」が60.5%でもっとも多く、「医者に処方された内服薬を飲む」41.7%、「手洗い・うがいをこまめにする」41.1%よりも上回る。 ・「花粉症で医療機関を受診したことがある」方は、7割近くに上る。 ・POB会員の「使い捨てマスク購入レシート(約2,000枚)」による売れ筋は、1位ユニ・チャーム「超快適マスク(14.7%)」、2位玉川商材「フィッティシルキータッチモア(4.5%)」、3位奥田薬品「息がしやすいマスク ふつう(4.4%)」であった。 ・POB会員の「鼻炎薬(約1,100枚))による売れ筋は、1位久光製薬「アレグラFX(14.7%)」、2位佐藤製薬「ナザールスプレー(10.5%)」、3位エスエス製薬「アレジオン20(9.2%)」であった。 ・花粉症対策グッズ(医薬品も含む)の新商品について、8割近くの方が「購入経験がない」と回答。新商品よりいつも愛用しているアイテムが選ばれる傾向が高い。 |
3月に入り、各地でスギ花粉飛散のピークを迎えようとしています。本格的な花粉症シーズンを前に、フィールド・クラウドソーシング事業を展開する株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、「マルチプルID-POS購買理由データPoint of BuyⓇ」(以下POB)アンケートモニター(n=4,400名 男女20代~60代)を対象に、「花粉症に関するアンケート」を2019年2月1日(金)~2月4日(月)にかけて実施しましたので、報告いたします。(調査概要は下部参照)
まずアンケートでは、「自身が花粉症であるか」を聞き、今回「花粉症である」と回答した方は1,807名でした。(40代~50代が中心:平均年齢49歳)
「花粉症である」と回答した方を対象に、発症年齢や、対策について調査をしました。
まず、花粉症の発症年齢を聞くと、「20代」が29.9%でもっとも多く、「10代」が22.0%、「30代」が22.2%と続き、半数以上の方が20代までに花粉症を発症していることがわかりました。
次に、花粉症対策について調査をしました。
花粉症対策については、「マスクをする」が60.5%でもっとも多く、「医者に処方された内服薬を飲む」41.7%、「手洗い・うがいをこまめにする」41.1%よりも上回ります。コメントをみると、「花粉を寄せ付けないスプレーを顔やマスクにたっぷり噴射している」、「隙間の少ない、使い捨てマスクとサングラスを着用している」など、マスクと他のアイテムと併用している方が多いことが伺えます。
また、花粉症に効果的な内服薬や外用薬について着目すると、手軽な市販品よりも、医者に処方されたものを利用する方が多いことがわかります。その裏付けとして(図表3)、「花粉症で医療機関を受診したことがある」と回答した方は、7割近くに上っていました。
次に、当社独自に収集するレシートデータから、花粉症の対策関連商品の「使い捨てマスク」と、「鼻炎薬(外用薬含)」に注目して、POB会員のレシートからトレンドを分析します。(調査期間2018年1月~12月)
POB会員の「使い捨てマスク購入レシート(約2,000枚)」による売れ筋は、1位ユニ・チャーム「超快適マスク(14.7%)」、2位玉川商材「フィッティシルキータッチモア(4.5%)」、3位奥田薬品「息がしやすいマスク ふつう(4.4%)」となります。
1位のユニ・チャーム「超快適マスク」をセレクトし、購買理由を分析すると、「長時間使用しても耳が痛くならず、肌触りがよい(40代女性)」や、「プリーツタイプで顔にフィットするのに、息苦しくない(40代男性)」などの、使用感の良さで選ばれています。また、「子ども用に購入。大きさもちょうどよくフィットして使いやすい(50代女性)」など、大人から子どもまで、選べるサイズ展開もポイントとなります。他にも、「小顔に見えるとパッケージに書いてあり、マスクを付けるなら小顔に見えた方が良いから(30代女性)」や、「女性用のピンク色のマスクが目に入ったので購入(40代)」など、ビジュアル面に力を入れた点が評価されており、多様化する女性のニーズを取り込む商品企画は重要視されていると言えます。
また、全体の傾向をみると、PBのように価格重視の商品だけではなく、高付加価値の商品もランクインしていることから、使用感や機能性、目的にあった様々な商品がしのぎを削っていることがわかります。
次に、「鼻炎薬(外用薬含)」のPOB会員のレシートからトレンドを分析します。
POB会員の「鼻炎薬(約1,100枚))による売れ筋は、1位久光製薬「アレグラFX(14.7%)」、2位佐藤製薬「ナザールスプレー(10.5%)」、3位エスエス製薬「アレジオン20(9.2%)」、4位大正製薬「パブロン鼻炎カプセルSa(8.2%)」、5位佐藤製薬「ストナリニS(8.0%)」となり、1位~5位までの商品で全体の購入レシートシェアの5割を占めています。
購入者のコメントをみると、「アレグラFX」や「アレジオン20」については、「医療用と同じ成分で飲んですぐ効き目がわかり、もう数年飲み続けている(30代男性)」など、確かな効き目が多くの方の支持を集め、「ストナリニS」については、「つらい花粉症でも実際に1日1回で確実な効き目がある(40代男性)」など、手軽さと持続性で選ばれていました。
花粉症対策の市販薬や、今までの対策にプラスαで簡単に対策できるグッズなど、毎年各社から様々な新商品が発売されていますが、花粉症対策グッズ(医薬品も含む)の新商品の購入経験を調査すると8割近くの方が「購入経験がない」と回答しています。(図表4)
今回の調査では、新商品よりも、いつも愛用しているアイテムが選ばれる傾向が高いことがわかりました。
その理由については、ここ数年で花粉症対策商品である「使い捨てマスク(参考①図)」や「鼻炎薬(参考②図)」において、高品質の商品が充実したことにより、自分の症状や体質に合う愛用できるアイテムが選ばれていることが、理由として考えられるのではないでしょうか。
【調査概要】
■ サービス詳細参照ページ
「マルチプルID-POS購買理由データPoint of BuyⓇ」
https://www.sbfield.co.jp/multi-idpos
Point of BuyⓇデータベースは、全国の消費者から実際に購入/利用したレシートを収集し、ブランドカテゴリや利用サービス、実際の飲食店利用者ごとのレシート(利用証明として)を通して集計したマルチプルリテール購買データです。
同一個人(シングルソース)から「消費行動」に関わる複数種類のデータを収集しており、ショッパーの行動結果からリアルなショッパーの実態に直接迫り、マーケティング戦略に不可欠なデータを、“より精度を高く” 企業・メーカーに提供します。
集計対象は、消費財カテゴリ68種類 約6,000ブランド、飲食利用カテゴリ10種類約200チェーン(2018年1月現在)。全ての利用証明に購入/利用理由(フリーコメント)がデータ化されています。
- レシートで貯める https://aqfpob.com/
- レシート de Ponta https://ponta-receipt.jp/
- レシーポ https://receipo.com/
■当事業の特長:
- 日本初のレシートによる購買証明付き購買理由データ
- 「セゾンポイントモール」会員と、「Ponta Web」会員、「履歴書情報」のある当社登録会員「キャスト」で構成された約80万人
人のネットワークに基づく本人認証度の高いデータを提供
- 700企業以上のチェーン情報を公開
- ビジネスモデル特許による全チェーン共通オリジナルブランドマスター(※JICFS/IFDBベース)を生成 詳細はこちら https://www.sbfield.co.jp/press/20170222-10722
※JICFS/IFDB:JANコード統合商品データベース (一財)流通システム開発センター
【株式会社mitoriz 会社概要】
URL : https://www.mitoriz.co.jp/
株式会社mitorizは、ソフトブレーン株式会社(本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ96,111人のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など222,828店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。
本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社mitoriz POB推進部 太田(おおた)
TEL:03-6328-3883 FAX:03-5561-8599
お問い合わせフォーム:https://www.mitoriz.co.jp/contact-corporation/
【報道関係お問い合わせ先】
株式会社mitoriz 広報担当 石井(いしい)/ 山室(やまむろ)
TEL:03-6328-3883 FAX:03-6328-3631 MAIL: press@mitoriz.co.jp
【転載・引用に関する注意事項】
本レポートの著作権は、株式会社mitorizが保有します。調査レポートの内容の一部を転載・引用される場合には、事前に弊社までご連絡ください。
お問い合わせの際には、以下の内容をお知らせください。
1.転載・引用したい調査レポートとその範囲
2.用途・目的 なお、内容によっては、転載・引用をお断りする場合がございます。
※本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
例:「フィールド・クラウドソーシング事業を展開する株式会社mitorizが実施した調査によると・・・」
※以下の行為は禁止いたします。
・データの一部または全部を改変すること
・本レポートを販売・出版すること
・出所を明記せずに転載・引用を行うこと
※本プレスリリースのPDF版はこちらから>>
当社調査リリースへの取材は、press@mitoriz.co.jp よりお気軽にお問合せください。